冬暖かく、夏涼しい。

屋外の新鮮な空気を室温に近付けて室内に取り込む換気システム。
そのため換気をしても、夏は冷房の冷気を逃さず、冬は換気による寒さを感じることがありません。
  • 35℃の外気を28℃まで冷やして、室内に供給します。 ※室内温度は冷房で27℃に保たれていることを前提としています。
  • 0℃の外気を18℃まで暖めて、室内に供給します。 ※室内温度は暖房で20℃に保たれていることを前提としています。
業界トップクラス
熱(温度)交換効率
90%

熱交換の仕組み

熱交換は、高い方から低い方へ移動する熱の性質を利用した仕組みです。

室内の汚れた空気と、屋外の新鮮な空気を入れ換えるのが換気です。
例えば、冬の場合は室内の空気は暖房で暖められ、屋外の空気は冷たいですが、
換気をする際に室内の空気の熱を屋外の冷たい空気に移動させて室内に送り込む。
これが熱交換の仕組みです。
  • 滅交換のイメージ
  • 対向流構造
    SEシリーズの
    熱交換エレメント
    SE200/RSとSE300の熱交換エレメントは、熱交換を行う時間の長い交替流構造を採用することにより、高い熱交換率を実現することに成功しました。

換気によって家の熱を逃がさない。

  • 高性能住宅に不可欠な熱交換換気

    住宅の高気密・高断熱化が進むことによって換気による熱ロスの割合が増えています。換気を熱交換型にすることで、換気による熱ロスを防ぐことがこれからの住宅の性能向上には不可欠です。
    通常の住宅 換気だけでなく、窓や天井等から熱が逃げていきます。
    高性能住宅 窓や壁、天井を断熱したことで換気からの熱ロスの割合が増えています。
  • 室温と健康の関係 ヒートショックの恐怖

    ヒートショックとは暖かい部屋から寒い部屋などへの移動による、急激な温度の変化によって血圧が上下に大きく変動することをきっかっけにして起こる健康被害で、失神したり、心筋梗塞や不整脈、脳梗塞を引き起こすことがあります。特に怖いのがヒートショックに関連した「入浴中急死」で交通事故による年間死亡者数の3倍以上にもなる約17,000人もの人が1年間に死亡したという調査報告もあります。
    ヒートショックは住宅内の温度差が大きくなりやすい冬場に多く、対策には住宅の断熱化が必要と言われています。

換気の種類

換気は大きく分けると、熱交換をしないタイプ(第3種換気)と熱交換を行うタイプ(第1種換気)に分けられます。

  • 一般的な換気システム【第3種換気】
    0℃の外気が直接家の中に入ります。
  • 熱交換換気システム【第1種換気】
    0℃の外気を18℃まで暖めて家の中に入れます。
    ※夏季は外気を室内の温度に近づけて(冷やして)家の中に入れます。

湿度も交換。夏と冬の快適性を向上します。

従来の換気システムでは、換気を行うことによって冬は室内を乾燥させ、夏は室内を湿った状態にしてしまいます。
熱交換換気システムは、新鮮な外気を室内に近づけて取り込み、冬と夏の快適性を向上します。

一般的な換気システムとの比較

  • 【夏の場合】
    ※下記の数値は機種によって変化いたします。
    湿度60%の外気は冷房器具で冷やされると、95%になります。
    湿度60%の外気を65%まで除湿して、室内に供給します。
  • 【冬の場合】
    ※下記の数値は機種によって変化いたします。
    湿度50%の外気は暖房器具で暖められると、13%になります。
    湿度50%の外気を38%まで保湿して、室内に供給します。
  • 湿度交換の仕組み

    熱交換エレメントの内部で、湿度の高い方から低い方へ水分を移動させることにより湿度を調節しています。 水分は通すが臭いは通さない 「高性能ガスバリア性透湿幕」の採用により熱と水分だけを移行し、臭気や汚染空気は遮断します。トイレの臭い等が部屋に戻ることはありません。
  • 湿度と健康について

    人間が快適に生活できる湿度は40~60%と言われていますが、湿度を40~60%に保つことはウィルスやカビ、ダニ、アレルギーの発生を抑制する効果も得られます。

換気で省エネ。冷暖房費を抑えます。

  • 冷暖房費を抑えて省エネ

    換気をしても暖房の熱や冷房の冷気を逃がさず、年間を通して冷暖房費を節約します。熱交換機能のない換気措置と、年間の冷暖房にかかるエネルギー消費量を比較すると、首都圏(埼玉)の気温条件で約61%、金額にすると26,700円も節約になります。

    寒冷地ではもっとお得

    札幌市の条件では、暖房の熱や冷房の冷気を逃さない換気システムでは38,900円も節約になります。較すると、首都圏(埼玉)の気温条件で約61%、金額にすると26,700円も節約になります。
  • 省エネDCモーター採用

    同じ能力でも消費電力の低いDCモーターを採用。家の大きさに合わせて風量を10段階で調整できるため、過剰なモーターの運動を防ぎ、消費電力を抑えます。

    削費電力・ランニングコスト(月額)※1

    SE200R/RSSE300SE100
    使用台数1台1台2台
    消費電力32W※261W※336W※4
    金  額約600円約1,100円約700円
    ※1 電力単価27円/kWhで計算 ※3 170m2/h時の消費電力
    ※2 125m2/h時の消費電力  ※4 弱運転時の消費電力
  • 省エネモード

    外気が爽やかな春と秋には自動で給気風量を最小運転に切り替え、換気装置本体の消費電力を抑えます。 ※排気(トイレ・洗面所など)は設定通りのままの風量で換気を行います。 ※省エネモードが搭載されていない機種がございます。

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